おやこクラスってどんなことしてるの?とことこクラスをのぞいてみました!
2023年1月8日
こんにちは。
横浜市都筑区で、発達が気になる赤ちゃんから学童期のこどもたちに育児発達支援を行なっている小児の作業療法士の定金雅子です。
ここんのおやこクラスには、発達別に3つのクラスを用意しています。
今回は、しっかり歩けるようになったお子さんのためのとことこクラスはどんなことをしているのか覗いてみましょう^^
とことこクラスには
・早産で生まれた
・発達がゆっくりで経過観察と言われた
・歩き出すまでゆっくりだった
・言葉がなかなか増えないけど大丈夫かな?
・癇癪が強くて子育てが大変に感じる・・・
・この時期だからこそできる発達を促す関わりを知りたい!
そんな方が通ってくれています^^
活動の始まりは、絵本からスタート!
すごい笑顔で絵本を見てくれていますね!!
毎回同じ枠組みの中で、クラスが進行されるため、声かけなどは必要最低限に止めています。
こども自身が、「絵本を聞く時には座って聴こう」と思える環境づくりを行なっています^^
絵本を終えたら・・・
早速、運動遊びへ!
ストーリーに沿って、運動発達を促していきます。
サーキットなどは、こども達と一緒に作っていきます。
サーキットの作り方から、その子の「自分をどう捉えているか?」が分かったりしますよ。←このアセスメントはとっても重要
・大きなものをどうやって運ぶかな?
・滑りやすいものはどうする?
こども達の「やりたい!」は強制される遊びの中には生まれません。
環境に出会い、興味を持ち、自分から働きかける中に発達の芽が散りばめられています^^
とことこクラスでは、こうした運動遊びを提供しながら、言葉や情緒の発達の土台となる体づくりを行なっていきます。
動の活動のあとは、座って静の活動へ^^
12月は木の実のケーキづくり。
たくさん体を動かした後、この日は秋をテーマに粘土、自然素材(木の実、葉っぱ、枝など)、などを使用しながらみんなで遊びました。
手先をしっかり使っていきます!
真剣な眼差し、みんな一生懸命!!
ママと一緒に。
ママも楽しそうだとお子さんも嬉しいですね^^
小集団だからこそ、遊びの発達段階はぐんと進みやすいです。
この日も個々人がその場で交わることなく遊ぶ平行遊びから、少しずつ物を介して共同遊びへ進んで行きました^^
出来上がったケーキを並べて、ケーキ屋さんの始まり♪
やり取りを通して、コミュニケーションの楽しさを体験していきます!
またまた別の日には…
子どもたちの持てる力を引き出す環境を作り、モチベーションを上げる仕掛けをして、
毎回、子どもたちのたくさんの挑戦があります。
大人はそれをただただ見守る。
そんなゆったりとした時間が心地よいですね。
そして、体を動かした後、絵の具の登場もします!!
汚れることが好きじゃない子ももちろんいます。
でも、やることを強要せず、静かに見守り、大人が楽しんでいると、少しずつ遊びが広がっていきます。
この時期にさまざまな感触に触れて、遊び込む経験が、手先の器用さやお友達と一緒に遊べる土台となっていきますよ!
落ち葉に見立てた画用紙を、自分の身長より高い高い!ところに貼りたい!と一生懸命な姿は尊いものです。
新聞紙遊びはこどもたちも大好き!
いい笑顔ですね♪
お友達との時間も入園前に経験できるので、大切な関わりを学んでいます。
毎回ここにきたら会えるお友達、同じ価値観のママだからこそ、お子さんも自分らしくママも自分らしく過ごせる環境があります。
また、毎回クラスの後にはランチタイムまで行なっています。
ランチタイムでは、「食べる機能」について作業療法士の視点で、姿勢や食具、丸呑み・詰め込み食べ、などの改善をアドバイスしています!
みんなで食べながら、色んなお話も楽しい時間です。
毎回のクラスの前後では個別の目標を立てて、親御さんにレポートもお渡ししています!
実際の活動場面からアセスメントをお伝えし、今最適な関わりや遊び、運動について必ずお伝えしていますよ^^
おやこクラスの詳細はこちらから
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