ここんのネウボラを支えるスタッフ


ここんのネウボラスタッフってどんな人たちなの?

「ここんを訪れてくれる親子が、どうしたら安心して、心を軽くして帰っていただけるだろう」
「もっと親御さんの負担を軽くする提案はできないかな?」

そんな思いをもつスタッフでつくられている場が、ここんのこどもネウボラです。

現在、ここんのこどもネウボラは横浜・川崎・札幌・京都・大阪・愛知・湘南の全国7拠点で行われています。ネウボラを構成するスタッフは各支部で違いもありますが、作業療法士、理学療法士、保育士、歯科医師、助産師、公認心理士、看護師など、こどもの発達や育児に関する専門知識を持つメンバーが集まっています。

普段はフリーランスで活動をしている人もいれば、病院に勤務している方、本業と副業と二足のわらじでお仕事をしているなど、働き方はさまざま。そんなスタッフたちが、月に1度ネウボラに集まり、ママ達が抱える不安や悩みに対して、その場で連携し、多面的にサポートしていきます。

また、親御さんからの相談対応をするスタッフだけでなく、ネウボラの開催準備をしたり、ママと育児の話をしたり、相談中にお子さんと一緒に遊ぶなど、縁の下の力持ちとして力を貸してくれるスタッフも多くいます。

ネウボラスタッフは、特別な資格は必要ありませんが、ここんのMIGAKUメソッドを受けていただいた方にお願いをしています。それは、親子を支援するにあたり共通言語とマインドを持ち、ぶれない軸があることが必要だと考えているからです。

・正論をふりかざさない
・過去を後悔させない
・未来を明るく照らす

ここんの3つの理念を共通言語とし、スタッフ同士の連携も大切にしています。

ネウボラへの想い

私たちネウボラスタッフは、支援者ではありますが一人の親でもあります。自分たちも子育てに悩んだ過去があったり、現在も子育ての渦中にいるからこそ、「こんな場所が欲しかった」と思える場所を作りたい、そんな思いを持ってみんなで活動しています。

一人では解決できないことも、色んな専門職が集まることで、より具体的なアドバイスができたり、新たな視点に気づくことができたりと、支援の幅が広がります。

毎日育児で忙しいパパママたちは、雑談をして悩みを吐き出すだけでも、心が楽になることってきっとあると思います。

誰かに悩みを聞いてもらいたい。そんなときにふらっと立ち寄っていただき 「これでいいんだ、大丈夫なんだ」 「相談できる場所がやっと見つかった!」 「育児や発達の悩みが解決できて、心が救われた」 そんな気持ちを少しでも感じてもらえるとうれしいです。

そして、こどもネウボラがみなさんの地域にも根付いていくよう、これからも仲間たちと活動を進めていきます。

「支援しながら自分も成長できる場所です!」ネウボラスタッフの声

「こんな場所がほしかった!」と思いながら、幸せな気持ちで働かせてもらっています。


【横浜本部・川崎支部ネウボラスタッフ・理学療法士 土井朋美さん】

私自身も子育てをしていて、「全然ハイハイをしない」とか「病院に行った方がいいんじゃないか」など、漠然とした不安を感じていた過去がありました。ネウボラは、私も「こういう場所がほしかったなー」と思える場所で、すごく幸せな気持ちで働かせてもらっています。

 

また、ネウボラで働くスタッフは全員MIGAKUメソッドを受けていて、支援にあたっての共通言語や大切にしたい想いなどは、言葉にしなくても共有できているものはあると思います。「良い・悪いじゃないんだよ」というのが大前提にあって、そこに賛同した人が集まっているので、風通しがよく安心できる空気感が作れているのかなと思います。

 

お友達や自分の親でもない、病院の診察室でもない、でも専門職に話せる。その場でまるっと解決しなかったとしても、「大丈夫なんだな」「心が軽くなったな」と少しでも感じてもらえるとうれしいなと思っています。

自分の地域にも困ってるママたちの駆け込める場所、専門家に繋がれる場所が欲しいと思って参加しました!


【横浜本部・川崎支部ネウボラスタッフ 管理栄養士 濱口悦子さん】

ここんのネウボラには、初めはママとして参加しつつ、MIGAKUメソッド受講後はネウボラのボランティアスタッフ募集に手を挙げて、通い始めたのがきっかけでした。地域で困ってるママたちの駆け込める場所、専門家に繋がれる場所がここんのある横浜だけではなくて、自分の地域にあったらいいなと思って参加し始めました。

 

自分だけで地域に出ていこうとすると、一人で始める不安や技術の不安、知識の不安もありますが、ここんのネウボラでは他職種で対応しているので、知識も深まりますし、学びながら実践を重ねることができます。私も参加した当初は、本当に答えられるか不安でしたが、任せてくださって、その積み重ねで自信がついたように思います。

 

離乳食が上手くいかない、赤ちゃんが食べてくれないなど、赤ちゃんの食事のお悩み相談はネウボラでもたくさんお寄せいただきます。来てくれたママたちが、少しでも安心して、心の負担を軽くできるよう、これからもサポートをしていきたいと思っています。

 

スタッフに共通するマインドを学べる「MIGAKUメソッド支援者向け講座」

こどもネウボラでスタッフとして参加しているみなさんは、MIGAKUメソッド支援者向け講座を受講しています。

こどもに関わる専門職の方に、保護者の方からの質問やよくある悩みに対して今までの『経験談』や『そのうちできるようになるから様子を見ましょう』と答えるだけではなく、『医学的な知識』や『明確な根拠』を持って伝えられるようになってほしい。

そんな願いからMIGAKUメソッドは生まれました。

保護者の方からの質問に自信を持って応えられないことは、講師や先生にとって苦しいもの。

「あんな答えで良かったのかな・・・」
「どうしてあげたら良いのかな・・・」
いつも相談される側で相談する相手がいない、ということはありませんか?

・子育てを通して発達領域に興味がでてきて、小児に転向しようかと悩んでいる理学療法士や作業療法士の方

・現場で働いていて知識をブラッシュアップしたいけど、時間や場所の制約があり講習会に行けない方

・保育現場で発達が気になる子どもたちへの支援が知りたい方

・地域での育児発達支援に興味がある理学療法士や作業療法士の方

 

すぐにあなたの仕事にお役に立てる知識をしっかりお伝えし、実践力をつけるアクティブ・ラーニング方式で行うのがMIGAKUメソッド講座です。

こうした疑問や悩みは、発達運動学や発達心理学、感覚統合の知識を生かすと確かな根拠を元に、自信を持ってお答えができるようになります。

 

MIGAKUメソッド講座では、赤ちゃんの発達運動学・発達心理学・感覚統合をベースに作業療法の視点を取り入れ、生きる土台となる体づくりや遊びの重要性、育児グッズについての考え方、スプーンやお箸の操作、ハサミ操作、書字についてまでの発達の流れやアセスメントから目標設定、アプローチが学べます。

 

受講生には現役の作業療法士・理学療法士から、小児科医、歯科医師、歯科衛生士、助産師、保育士、幼稚園教諭、ベビー系協会の代表の方など、子どもと関わる専門家の方が幅広く受講されています。講座ではたくさんのケーススタディや実践ワークを行うので、育児書では学べない深い内容になっていますよ。

ぜひ、一緒に学びを深めてみませんか^^?

 

>MIGAKUメソッド支援者向け講座の詳細はこちら