横浜市で療育相談するならどこを選べばいい? 各相談窓口の特徴や相談までの流れを説明します


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2022年7月25日

こんにちは。横浜市都筑区の育児・発達支援室ここんです。子どもに発達障害があったり、診断名はつかないものの発達の遅れがあったり発達障害の傾向があるお子さんを持つ場合、療育を受けることを検討しているかと思います。

しかし、実際にどんな療育を選べばいいのか、また子どもに合った療育をどこで探せばいいかなど、療育の相談ができる窓口について知らない方もいるのではないでしょうか。今回は、横浜市で療育の相談ができる場所や、相談するときの流れについて説明します。

ー Contents -

横浜市で療育の相談をしたいと思ったらどうする?

横浜市で子どもの療育相談をしたいと思ったときに利用できる窓口について、ひとつずつ特徴を紹介していきましょう。

横浜市各区のこども家庭支援課

住んでいる地域のこども家庭支援課は、乳幼児健診などで馴染みもあり、身近な相談窓口のひとつ。どこに相談するか迷う場合、まずはこども家庭支援課に相談してみましょう

こども家庭支援課では、教育相談員やカウンセラー、保健師、ソーシャルワーカーなどが、窓口や電話で悩みに応じて相談にのってくれます。また発達の状況や相談内容によっては、今後どのような医療機関や支援サービスを利用するのがよいか、アドバイスもしてもらえます。状況に応じて、臨床心理士など心理の専門家との面談を予約することができます。

電話番号所在地
鶴見区045-510-1797横浜市鶴見区鶴見中央3-20-1
神奈川区045-411-7111横浜市神奈川区広台太田町3-8
西区045-320-8467横浜市西区中央1-5-10
中区045-224-8171横浜市中区日本大通35
南区045-341-1148横浜市南区浦舟町2-33
港南区045-847-8410横浜市港南区港南4-2-10
保土ケ谷区045-334-6297横浜市保土ケ谷区川辺町2-9
旭区045-954-6150横浜市旭区鶴ケ峰1-4-12
磯子区045-750-2415横浜市磯子区磯子3-5-1
金沢区045-788-7787横浜市金沢区泥亀2-9-1
港北区045-540-2340横浜市港北区大豆戸町26-1
緑区045-930-2332横浜市緑区寺山町118
青葉区045-978-2457横浜市青葉区市ケ尾町31-4
都筑区045-948-2318横浜市都筑区茅ケ崎中央32-1
戸塚区045-866-8466横浜市戸塚区戸塚町16-17
栄区045-894-8410横浜市栄区桂町303-19
泉区045-800-2447横浜市泉区和泉中央北5-1-1
瀬谷区045-367-5760横浜市瀬谷区二ツ橋町190

地域療育センター

横浜市には、区ごとに大きくエリアを分けた9カ所の地域療育センターがあります。各区のこども支援課に相談した際に、療育センターを紹介されるケースも多いでしょう。

初回の面談を担当するソーシャルワーカーのほか、子どもの発達のプロである医師や臨床心理士、作業療法士などに相談することができます。対象は0歳から小学校期までのお子さんとなっています。

名称電話所在地対象となる区
横浜市東部地域療育センター045-441-7711横浜市神奈川区東神奈川1-29鶴見・神奈川
横浜市中部地域療育センター045-253-0358横浜市南区清水ケ丘49西・中・南
よこはま港南地域療育センター045-882-1210横浜市港南区野庭町631港南・栄
横浜市西部地域療育センター045-353-6933横浜市保土ケ谷区今井町743-2保土ケ谷・旭・瀬谷
横浜市南部地域療育センター045-774-3831横浜市磯子区杉田5-32-20磯子・金沢
地域療育センターあおば045-978-5112横浜市青葉区黒須田34-1青葉
横浜市北部地域療育センター045-942-3451横浜市都筑区葛が谷16-3緑・都筑
横浜市戸塚地域療育センター045-825-1181横浜市戸塚区川上町4-4戸塚・泉

横浜市総合リハビリテーションセンター045-473-0666横浜市港北区鳥山町1770港北

横浜市の児童相談所

児童相談所は、その名の通り子育てのあらゆる悩みを相談できる機関です。対象年齢は0~17歳となっていて、ソーシャルワーカーや児童福祉司などに発達相談をすることができます。また、療育手帳の交付に必要な心理検査を行ったり、心理療法を行える専門職も在籍していたりする場合もあります。

チャイルドラインなど電話相談

相談窓口があることは知っているものの、実際に出向くのは難しいという場合もなかにはあるかもしれません。また、とりあえず話を聞いてもらいたいときには、チャイルドラインやこども虐待ホットラインなどの電話相談を利用するのもひとつの方法です。具体的な療育の相談ではなく、誰かに助けてほしいときや身近な人に相談しづらいときでも相談ができます。

病院などの医療機関

お子さんが発達障害かどうか診断を受けたいという場合は、大学病院や総合病院などの医療機関を受診します。病院によって、神経小児科や児童精神科、発達外来などがあり、専門の医師から診療を受けることができます。発達検査の必要の有無を判断したり、今後の療育について相談することができます。

地域療育センターに相談するときの流れ

横浜市で療育の相談をする場合、相談する機関によって流れは異なりますが、今回は実際に執筆者が実際に横浜市の東部療育センターに相談した際の流れについてご紹介します。

STEP1:電話で予約

まずは、お住まいの区の対象となる療育センターに電話をします。お子さんの年齢や名前、具体的に困っていることや悩んでいることを伝え、ソーシャルワーカーとの初回面談の日程を決定します。

STEP2:初回面談

初回面談までに、お子さんの状況について記載する問診票が郵送されます。面談時には、問診票をもとに、具体的にどんなことに困っているかソーシャルワーカーに相談をします。時間は30分~1時間程度です。

持ち物:問診票、母子手帳

STEP3:診察

親は児童精神科医と面談を行い、お子さんは同室で心理士と発達検査や知能検査を行い発達の特性をみます。時間はだいたい1時間程度です。横浜市では、療育の相談件数も多いことから、診察を受けるのが初回面談の数カ月後になることもあります。

持ち物:母子手帳、保険証、医療

STEP4:検査・評価

診察から約1カ月を目安に、診察の結果について説明を受けます。児童精神科医からは、所見や今後の方針について書面で渡されます。

STEP5:療育スタート

診断結果によって、お子さんに必要な外来療育や通院療育を紹介してもらうことができます。また、お子さんの状態に合った療育施設がないなど、公的な障害児通所支援サービスを利用できない場合は、民間の施設を紹介してもらえます。なお、障害児通所支援サービスを利用する際は、受給者証が必要となります。

 

公的な療育機関では制度に埋もれてしまう子も

横浜市には、療育の相談ができるさまざまな機関があるものの、療育センターなどでは初診を受けるまでには時間がかかり、また診察を受けてから診断結果について説明を受けるのにも1カ月程度かかります。

そのため、実際に療育を始められるには相談してから半年ほど待たなくてはいけなかったり、医師の診断の結果、発達障害とは判断されず経過観察やグレーゾーンになったお子さんは、受給者証が支給されず療育施設に通うことができないケースもあります

診察を待つまでの期間に誰かに相談したり、診断名はつかないけれど、もっと気軽に育児の相談をしたり、サポートを受けたられたら、きっとパパやママの気持ちも楽になるのではないでしょうか。

そんな、悩みにより沿い親子のサポートができる施設のひとつに「育児・発達支援室ここん」があります。

 

横浜市で育児や発達の悩みを相談できる育児・発達支援室ここんについて

横浜市都筑区にある育児・発達支援室ここんは、小児経験が豊富な作業療法士や理学療法士などに発達の相談ができるかかりつけの支援室です。公的な療育機関のように、診察まで時間が空いてしまうこともなく、相談したいタイミングで専門家に悩みを相談できます。

また、療育センターでは受給者証がないとサービスを利用できませんが、ここんでは診断書がなくても気軽に利用できるのも特徴です。

ほかにも、ここんには

  • お子さんに合った支援の仕方をカスタマイズでき、サービスを受ける頻度や期間も自由に設定できる
  • 地域に根付いた支援室として、学校や保育園、診療所とも連携してこどもの生活をサポート
  • 子育て中のママを一人にしない!地域に開かれたおやこクラスを通して仲間と一緒に育児ができる

といったメリットがあります。

お子さんの発達で悩んでいる方、またどのような療育を選べばいいか相談したい方は、個人セッションを受けることができます。

 

■個別セッションを受けた方の声
・ダウン症のある子を授かりましたが、地域の療育センターではダウン症の子はOTはやっていないと言われ、受けられるところを探していました。ここんのことを教えてもらい、一度行ってみたところ、支援室に関わる方々が信頼でき、支援室の居心地もよく、何より子どもが楽しそうだったので継続して利用したいと思いました。子どもの発達自体は階段状なので、1回行ったから何かできるようになる、というものではありませんが、子どもの些細な変化がみられ、私自身の観察力も向上しました。
・かかりつけ、という言葉に安心感を持ったのがきっかけです。
特に公的機関だと受けられる支援に制限や期限があることも多いですが、ここなら一元的に一貫した支援を受けられると考え、ぜひお願いしたいと思いました。また何より、まこさんのお人柄に親子共々惹かれたというのが決め手です。
個別セッションがどんなものか知りたい方はこちらから

 

子育てには、悩みや不安がつきものです。SNSでは、すぐに情報を得られるというメリットがある反面、いろいろな情報に振り回されて、かえって不安が増してしまうこともあると思います。

そんな時こそ、家庭内で抱え込まずに、一緒にお子さんの笑顔のためにできることを考えていきましょう。

横浜市都筑区の発達支援室ここんでは、最新の予約状況やイベント、セミナー情報をラインで配信しています。LINEからも個別セッションの予約が可能なので、まずは気軽に登録してみてくださいね。

 

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