第1回 全国こどもネウボラ大会を開催しました!
2026年6月30日
こんにちは。
横浜市都筑区で、発達が気になる赤ちゃんから学童期のこどもたちに育児発達支援を行なっている小児の作業療法士の定金雅子です。
2026年6月13日、第1回全国こどもネウボラ大会を開催しました。

『こどもネウボラ』とは、地域の中で国家資格を持つ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、助産師、管理栄養士、保育士、心理士、など)が、無料の育児発達相談会を継続的に行い、かかりつけのようにいつでも気軽に相談できる取り組みの事を言います。
今、こどもネウボラを開催する、育児発達支援室ここんの支部は、全国に7か所となりました。
本大会の目的は、この7支部が集まり、こどもネウボラや「かかりつけ療法士」の実践を全国で共有し、その活動をさらに広げていくことです。
また、こどもネウボラの運営スタッフは、ここんが主催する育児発達支援が学べるMIGAKUメソッドを受講しています。
この学びを通して同じ理念の元に集まった仲間や、これから「かかりつけ療法士」として地域で活動を始めようとしている方など、全国各地から多くの支援者の方にご参加いただきました。

ー Contents -
各支部の実践から見えた「支援の根っこ」

午前中は、全国各地で取り組まれている「こどもネウボラ」の実践報告を行いました。
今回の大会で大切にしたのは、成功事例や実績だけを発表するのではなく、地域で活動する中で感じる葛藤や悩み、困難も率直に共有できる場にすることでした。
支部によって所属するメンバーの人数も職種も異なり、活動の形もさまざまです。それぞれの地域性を生かした発表は、どの支部も個性にあふれ、それぞれのカラーが表れた素晴らしい内容でした。
その後は、「こどもネウボラの魅力と可能性」をテーマに参加者全員でワークショップを実施。


「つながり」「架け橋」「広がる輪」という言葉がどのチームからも自然と生まれ、活動の場所や手段は違っても、その根底にある想いは同じで、私たちの支援の根っこは深くつながっていることを改めて実感しました。
当日の大会の様子は、グラレコでわかりやすくまとめていただきました。

支援の本質を見つめ直した講演
午後は、発達障害分野認定理学療法士の小島賢司先生による「支援の再定義―重心施設と地域を行き来する理学療法士から―」、北里大学教授・作業療法士の髙橋香代子先生による「子育てに大切なパパママのエンパワメント」をテーマにご講演いただきました。


講演を通して改めて考えたのは、「私たちの支援は誰のためにあるのか」ということでした。子どもたち一人ひとりが愛され、育まれる社会を実現するために何ができるのか。支援の原点を考えるとともに、実現に向けて一歩を踏み出す勇気を、私たち支援者自身もいただく時間となりました。
また、その後は「地域で活動する上で、これは大切!やってみたい!と思ったこと」をテーマにワークショップを実施。各チームからは、「どんな存在でも愛されている」「あなたがいてくれて幸せ」などいったキーワードが聞かれました。

こどもネウボラを「実装」していく
今回の大会は、一つのゴールではなく新たなスタートです。
地域で活動を続けていると、悩んだり、立ち止まったりすることもあります。
それでも、同じ理念を持つ仲間が全国にいることを知り、実際に顔を合わせて語り合えたことは、大きな力になりました。
これからの5年間は、全国で積み重ねられている実践を仕組化し、一つひとつ地域へ実装し、「育児に専門職が伴走する」ことが、ごく当たり前の育児文化となれるよう、多くの親子へ届けていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、講師の先生方、大会を支えてくださった皆さま一人ひとりに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

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